夏越の神事と虫送り

毎年7月31日に開催されるのが幡枝八幡宮の夏越の神事と虫送りです。

 

今年も曇りがちのお天気でしたが、午後8時より八幡宮の拝殿にて祝詞奏上のあと、地元の幡枝町をたいまつを持って回りました。

 

数年前までは幡枝町も田畑が広がる閑静な里山の景色がありました。

 

虫送りは田の虫(害虫)を追い払う行事として北の市原町から送られてきた火を引き継いで幡枝の田畑のあぜ道を「おくった~い、おくった~い!」と言いながら歩いておりました。

 

近年ではほとんど田も少なくなり、幡枝伝統保存会によって神事が引き継がれています。

 

暗闇を練り歩くたいまつの炎は幻想的で美しいものです。